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令和5年2月度部会を開催しました

開催日:令和5年2月14日

会 場:オンライン

 

 2月14日、一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進/佐藤正夫代表理事・会長)は、令和5年2月度の部会・理事会をオンラインで開催した。

 今回の部会ではWOTA株式会社から講師を招き「断水時の衛生対策を例に防災/BCPの役割」について講演を聞いたほか、プレゼンテーションとして株式会社PRINKSから取扱い商品等の紹介を受けた。

 

プレゼンテーション

 株式会社PRINKSによる商品等プレゼンテーションが行われた。同社の西村成龍社長から取扱商品のうち「大型プリンター用インク」と「飛沫防止台間ボード」、サービスとして「空調メンテナンス」の提案があった。西村社長は自身がホール経営をしていた経験から経営者目線での経費削減を唱えており、いずれの商品・サービスともにコストパフォーマンスに優れた魅力的な提案が行われた。特に互換インクについての効果は大きくすでに400店鋪の間で取引されている。

 

講演:断水時の衛生対策を例に防災/BCPの役割
   ~水問題を構造からとらえ、解決に挑む~
講師:WOTA株式会社 営業渉外部 多田尚人 氏

 BCP(Business Continuity Plan/事業継続計画)とは中小企業庁が推進する経営安定支援政策の一環にあるもので、同庁では「企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこと」と解説している。

 WOTA株式会社では生活排水の98%をリサイクル使用可能とする小規模分散型水循環システムを手掛けている。人が生活する上で必要な水が抱える問題には地域性の問題、人口増減の問題(上下水道インフラの維持・整備)、そして災害時の問題などがある。

 講演ではこれら水に関する社会問題を取り上げつつ、災害時には国内における台風で被災された人への避難所支援や、先般発生したトルコ地震の支援では同社製の可搬型水再生プラント(シャワー設備)が活躍したと取り上げた。他方、防災による地域貢献の観点から最近ではパチンコホールでも同製品を導入し、地域住民へ安心もあわせて提供するコンセプトを持った店舗も登場しており、注目を集めていると紹介があった(パチンコホールへの取扱窓口はシー・ファースト株式会社)。

 多田氏からは、清浄な水の提供による衛生的な生活の支援、「参加型」サステナブルでSDGs(17の目標中の水に関する4項目)への貢献、BCP対策を果たすことが、当社製品が提供している価値であると話があった。

 

(左から)株式会社PRINKS 代表取締役社長 西村成龍氏、WOTA株式会社 営業渉外部 多田尚人 氏