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秋季セミナーを開催しました。

開催日:平成27年11月17日(火)

会 場:ホテルインターコンチネル東京ベイ

来場者:189名

 

 平成27年11月17日、一般社団法人余暇環境整備推進協議会では東京・港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイにおいて「平成27年度秋季セミナー」を開催いたしました。 当協議会が毎年恒例の事業として取り組んでいる本セミナーでは、都度、業界環境の変化に合わせたテーマを企画し、情報発信と会員企業間の交流を目的に実施しています。

 今回のセミナーでは「適切な賞品提供の在り方について」と「今後の遊技機開発」を主要なテーマに取り上げました。

 現在、遊技業界では依存(のめり込み)問題に対応すべく遊技機開発に関する自主的な規格変更や、高射幸性遊技機の取り扱いなど、さまざまな取り組みがはじまっています。一方、これら環境の変化に対し、ホール営業上の見通しに不透明さが増している事も事実です。そこで当協議会理事会では「より発信元に近い方から正確な情報を伝えよう」との意志決定から、今回の企画が立てられました。

セミナー当日の式次第は以下のとおりです。

 

■平成27年度秋季セミナー式次第

(1)開会挨拶

   一般社団法人余暇環境整備推進協議会代表理事・会長 笠井聰夫

(2)ご講話

   警察庁生活安全局保安課課長補佐 大門雅弘様

(3)ご講演I

   「時代に合った適切な賞品提供の在り方について」

    東京都遊技業協同組合(都遊協)事務局次長 鈴木洋一様

(4)ご講演II

   「これからのぱちんこ遊技機動向について」

    日本遊技機工業組合(日工組)理事 渡辺圭市様

(5)事務局報告

   「回胴式遊技機の自主規制および動向について」

(6)閉会挨拶

   一般社団法人余暇環境整備推進協議会副会長 金海龍海

(7)懇親会 中締め

 

 ※以下、当協議会役員による挨拶の内容および会場の模様をご紹介します。

 

開会挨拶 笠井聰夫代表理事・会長

 今年も大勢の会員に集まっていただき、誠にありがたい。ぱちんこ遊技はかつて国民の大衆娯楽と呼ばれて久しく、なお大勢のファンに親しまれている。皆さまにおかれては娯楽が多様化している中で、ファンの維持・拡大に努められていると思う。社会貢献活動も日々活発に行われているが、もっと広く世間の知るところとなって欲しいと思っている。

 今般、日本を代表するいくつかの企業で、不祥事により大揺れに揺れる事態が起きている。娯楽産業での肝要な点は、なんと言っても信用・信頼が大事である。昨年来、警察庁からのご指導、ご指摘をいただきながら、業界としてののめり込み対策や高射幸性遊技機に対する措置など、パチンコ・パチスロの基本に係る課題に取り組んでいることは御案内のとおりである。

 長く住んできた住まいは愛着があり快適であるが、折々に点検や手入れをしなければ保てないものである。点検、手入れの際には不自由をするが再び快適な暮らしをしていくためには必要な事である。今、業界として取り組んでいることや、今後業界ではじめようとしていることは、これに類する取り組みであろうと考えている。業界を挙げての真摯な取り組みは必ずやファンの理解、社会的認知の向上、または業界の再生発展につながるものであると確信している。

 ご講演を都遊協事務局次長の鈴木洋一様、日工組理事の渡辺圭市様よりいただきました。また、日本電動式遊技機工業協同組合様におかれましても、日工組様同様に今後の遊技機開発等の方向性につきまして、当協議会からの質問にご回答を賜り、当協議会会員内にて情報を共有させていただきました。あらためて本セミナーの開催にあたり、ご協力を賜りました各団体様に御礼を申し上げます

                                                                          

閉会挨拶 金海龍海副会長

 我々は、かつての10カウント以上のショックを受ける状況にある。当時はまだ業界も成長期にあったが、今この業界は成熟期にある中で、いかに解決するのか。情報もまったく無く判断もできない。当協議会としてはまずはしっかりと情報を把握することだと認識している。今後の将来を見据えたら、今は業界内でもめている場合ではない。業界を挙げて協力し合い、よりよい方向に進むようにがんばりたい。

 

懇親会中締め挨拶 千原行喜副会長

 我々はかつて10カウント規制や社会的不適合機の問題を乗り越えてきた。そしてまた大きな問題が起こっている。しっかりとした筋道を立て、是々非々の議論を通じ、良いものは良い、悪いものは悪い、反省すべき点は反省し、皆で手を取り合っていく事が、この業界を盛り上げて行きましょう。

 

 ご参会いただいた会員各位に感謝申し上げます。