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2021年度秋季セミナー

開催日:令和3年11月9日

会 場:オンライン

 

 11月9日、一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進/佐藤正夫代表理事・会長)は「2021年度秋季セミナー」ならびに令和3年11月度理事会を開催した。感染症対策のための緊急事態宣言解除から1ヶ月余りが経過したが、当初の計画どおりweb方式にて執り行った。
 秋季セミナーでは佐藤会長からの開会挨拶、警察庁生活安全局保安課課長補佐からの行政講話(書面)、そして日本遊技機工業組合(日工組)の榎本善紀理事長、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)の兼次民喜理事長から遊技機開発の動向等に関する話を聴講した。

 

佐藤正夫会長(左)

 

 開会の挨拶で佐藤会長は「昨今、感染症の新規感染者が減少しているものの経済活動や生活様式はコロナ禍以前から変容が見られ、ホールも他の直接参加型業種と同様に困難な状況が続くだろう」と述べつつ、ホール営業の将来を見通す上で今後の遊技機開発の動向等を把握することは重要だとの判断から、今回のセミナーを企画した旨を紹介した。このほか、旧規則機の撤去期日が迫る中、適切な廃棄処理を行うよう求めた。
 講演の部では日工組の榎本理事長、日電協の兼次理事長から今後の遊技機開発の動向等について話を聴いた。感染症対策と情報伝達の正確性を考慮し、両理事長同時出演により事前収録したVTRを放映した。講演内容は旧規則機の撤去状況から「スマートパチンコ」、「スマートパチスロ」と呼称される新遊技機のゲーム性や登場時期等に関する話題から、未来のパチンコ・パチスロ営業を模索する話など、コロナ禍によって不透明感を増した業界状況にあって、前向きな変化を示す内容が多く伝えられた。